精神的にもラクでなので、これなら80歳になってもできそうです!
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金子:男性の方です。ニックネームはふとしさんです。こんにちは。
ふとし:こんにちは。
金子:では簡単な自己紹介、お願いできますか。
ふとし:はい。今57歳で、都内に在住してます。趣味はですね、毎日散歩なんですけども。僕、荒川区に住んでいますが、上野公園までだいたい往復8キロぐらい歩いています。
金子:ああ、結構ですね。私も会社までちょうど往復8キロなんですけど、いい運動ですね。
ふとし:そうですね。もともとIT企業に勤めてまして、40歳ぐらいからちょっと定年後の生活に不安を感じるというか。定年後はできればアクティブで、隠居なんかすることなくずっと働いていたいなっていうのと。あと、年金ですね。企業年金とかがなくなってしまってたんで、年金以外の生活費をある程度確保したいなって思ってました。
周りの人とかに相談したりいろいろ調べたりすると、いわゆる起業して個人事業主みたいになって一生働くのか、あと投資を勉強するのかっていうことが最終的な結論として出てきました。
金子:はい。
ふとし:もともとプログラムを作ることが仕事だったんで、50歳ぐらいの時から勉強だけ――仕事しながら勉強してたんですけども。当時たまたまなんですが、知ってる人は知ってると思うんですけど、自動売買するプログラムっていうのが証券会社から無料で手に入れることができたんです。
金子:ありましたね。
ふとし:で、絶好の勉強教材だと思ってですね。実は、どういう売買でもうかるのかっていうのを、プログラムを細かく見ていってっていう研究をしてました。
金子:うーん、すごいですね。
ふとし:ええ。で、それはやればやるほど、まず株で勉強したんで株の銘柄をどうやって選ぶのかっていうのを、参考資料はあったんですけど、売買できる銘柄って確か4,000ぐらいあったと思う。4,000とか5,000だと思うんですけど。まあ、ボラティリティが少ないものとか出来高が少ないものとかは除外したりとか。実は結構いろんな工夫したんですけど、やっぱり前日の終値を元に絞り込むっていうのがすごい大変なんですね。
金子:はい。
ふとし:大変なのと同時に、日足で勝負しようと思っていたんで、まあ2~3日持ってるわけですよ。だから例えば、今日計算して「この銘柄だ」と思ったときに、ポジティブを持ってたら全然意味がないわけですよね。
金子:そうなんですよね。分かります。
ふとし:ええ。だから、もうそういうのが結構続いたのと。
金子:うーん。
ふとし:そうしたらですね、日足で分析してもあんまりいい成績出ないんですよ。
金子:うん、そうですね。
ふとし:で、僕がすぐ思い付いたのは、15足ぐらいで勝負しようと。で、いろいろ分析し始めると、どうしても売買時間が短いからきれいな波を描かないんですね。
金子:はい。
ふとし:それで、この2つって何とかなんないのかなと思っていろいろ調べてたら、「先物ってあるんだよ」って話が出てきて。当時CFDもあったんですけど、たまたまそのプログラムではCFDが使えなくて、先物だけが使えたんですね。それだったら今言ったことをもう一回全部やり直してみようと思って。
先物は銘柄は1つですからっていうのと。あと、ギャップアップとかギャップダウンはある程度防げるなと思ったんですが。
金子:そうですね。
ふとし:でも、プログラムを作れば作るほど、過去の分析ばかり出てきちゃうんですよ。
金子:はい。
ふとし:例えば30分足で条件そろったときって、2本とか3本ぐらい前の話なんですね、そうすると、いざ売買するのは人間がやったほうがよっぽど早い。早いっていうか、正確なんですよね。
金子:はい。
ふとし:あと、僕、AIとかも実は勉強……勉強っていうか、仕事だったんです。
金子:はい。
ふとし:チャートを図形データとして処理しちゃおうっていうのもやってたんです。そうすると特異点が見つかるんですよね。急激に上がったところとか、急激に下がったところとか。でもそれをやったとしても、何ていうんですか、そのプログラムと売買するプログラムをつなげなきゃなんないんですよ。
金子:そのとおりですね。
ふとし:ええ。
金子:かなり今マニアックな話をして、私、いったん録音抜きにしてゆっくりお話ししたいぐらいワクワクしてるんですよ。というのは、全部もうやってきたことなんで分かるんですよね。そのご苦労。
ふとし:はい。
金子:そうなんです。そのとおりなんです。要するにモグラたたきみたいで。こっち立てればあっちが引っ込んで、こっち立てれば引っ込んでって。結局、なかなか難しいところがあって。で、人工知能で絵として認識するっていうのは、まさにおっしゃるとおりで正解だと思うんですよね。要は、チャートを絵柄として捉えて自動判断してしまうということですよね?
ふとし:はい。
金子:そうですよね。だから、あとはその時間軸を絞り込んだりとか。だから、おそらくまだ、もっと研究されればたぶん開発できると思いますが、それが何年先かっていうとこが問題だったと思いますよね。
ふとし:そうですね。
金子:そこまで資金が持つのか、とかね。
ふとし:はい。
金子:だから、それよりも実際にある程度パッケージ化されたものを使ってやったほうがいいっていうのは、賢い選択だったと思います。ただこれね、皆さん本当インタビュー聞いてらっしゃる方は、ふとしさんのように……ふとしさんでよろしかったですよね?
ふとし:はい。
金子:ふとしさんのように長い道のりの中にグッと入っていくのは、結構大変だっていうことをご理解していただければ、すごくこのインタビュー有意義ですよね。
ふとし:そうですね。
金子:めっちゃ大変ですよね。で、意外に人間が判断したほうが早いっていう部分もあるっていうのは、パターンを認識したら人間は予測ができますからね。
ふとし:そうですね。
金子:そう。そこなんですよね。あとは先ほども言いましたけど、日足で見た時間軸で次に何を分析するのか。日足だけ見てたら、今度遅くなっちゃうんですよね。だから、日足で分析するんだったら、次は私がいつも推奨してるように5時間か4時間まで落とし込んだほうがいいんですよね。で、そこで大まかな流れを見て、さらに20~30分ぐらいまで落とし込まないとタイミングが合わないんですよね。
ふとし:はい。
金子:そういったことも結果的にたぶん相当やり込んでらしたんで、私が普段無料でも解説してることはかなりスッと入ってきたんじゃないかなと思うんですけど、その辺はどうですか。
ふとし:そうですね。やっぱり自分が苦労したところを、適切に教えてくれてるなって感じがします。
金子:そうですね。
ふとし:ええ。で、僕が結局こんなふうにやって最終的に出た答えって、金子コーチが時々言うんですけど「お金もうけるのがある意味目的だよね」と。で、はっきり言って僕、プログラムを作ることが目的になり始めちゃってた気がします。
金子:ああ、はい。
ふとし:それにフッと気付いて。あ、それだったら最後の売買は人間がやって、その必要な情報を提供するプログラムを作っちゃえばいいじゃないって思ったんです。それに切り替えてから、これだったらそこそこ、まあまあもうかるなっていうところまで行けたんです。
金子:はい。
ふとし:ただし、金子コーチと出会って「あ、なるほどな」って思ったのは、「迷ったとき、分かんなくなったときに、長い足を見なさい」と。
金子:はい、そうですね。
ふとし:っていうのは、プログラムとか作ったことある人は分かると思うんですけど、そういう発想を思い付くか付かないかの勝負になっちゃうんです。
金子:なるほど。
ふとし:これはいいこと聞いたと。で、確かにそうすると全然違うなって。無駄がなくなりますよね。
金子:そうですね。
ふとし:無駄がなくなるんで、勝率というか精度が上がってきて。で、確かに売買する回数は減っちゃうんですけど。でも、グッと良くなるなっていうのが。
金子:そうなんですよね。プログラムに携わってる方、あるいはそうでない方も含めて、15分足とか5分足の世界でどこまで精度を上げるかっていろんな情報どれだけ積み上げたところでも、引いた視点にはかなわない部分ってあるんですよね。
ふとし:あります、あります。
金子:ね。いわゆる「長いものには巻かれろ」って私がいつも言ってますけども、それを分かっちゃうと「何だ、こんな簡単なことだったんだ」っていうとこってありますよね。
ふとし:ありますね。
金子:ですから、かなりきょうはもう、のっけから10分間すごい濃い話をしたんで、皆さん頭から煙を出されてる方も多いかとは思いますけども。これ、本当にためになる話なんで、あと2~3回は聞いてほしいなと思うぐらい重要です。
やっぱりシンプルにやることと、目的は何かってことですよね。要は、ふとしさんの場合はプログラムを作ることが目的になっちゃったんですけど、多くの方はトレードをすることが目的になっちゃうんですよね。
ふとし:そうですね。たぶんそうです。
金子:一般的にはね。トレードをすること、あとは値動きについていくことが目的になっちゃって、何のためにあなたトレードを始めたんですかって、そもそもお金稼ぐためでしょ。だったらそこを突き詰めたら、いろいろそぎ落としてシンプルになりますよねっていう。ただいいチャンスを待つ忍耐力がいるんですよっていうことだけを、きょうもまさに動画で言ってたんですけど。そういったところは最初からサッと入ってきたわけですね。
ふとし:そうですね。っていうか、うーん。何ていうか、一番自分が知りたかった情報ですよね、それが。
金子:なるほど。分かりました。じゃあ、実際そういう想像の中でマニュアルを買ってみて実際どうでした?
ふとし:実際の売買自体が、今まで自分で何かほんわりしてた、どっちかっていうと統計的にもうかるっていうポイントを探してたんですけど、それがなくなって。やっぱりすごいクリアになりましたね。明確になりました。
金子:やはり私がいつも心掛けてるし、お手紙でもおっしゃってますけどブラックボックスがないという、この辺り。私なるべく自分の脳みそを、思考回路をできるだけ分かりやすく解説してるんですけど、その辺りは理解しやすいですか。
ふとし:理解しやすいです。
金子:そうですか。
ふとし:ええ。どうしても負けてしまうこともありますけど、その負けた時も「まあ、しようがないよね。ここって勝負するポイントだよね」っていうとこですよね。
金子:分かりました。では、マニュアルを買ってからの変化と結果ということで。これは私が言ってしまいましょうか。おそらくふとしさんぐらいいろいろ経験を積まれて確信を持たれてれば、理解した後、もう1カ月でマニュアル代金回収ですから。いいところにそこそこの枚数入れれば、あっという間ですもんね。
ふとし:そうですね。
金子:で、おそらく私の、まだトレードメールはなさってないんで私は想像の世界ですけど、ミニ5枚ぐらいでしょうかね、枚数としては?
ふとし:そうですね、ええ。基本的にはミニ5枚とか6枚。
金子:やっぱりね。で、ミニ5枚でここだっていうところまで引きつけた反転。主に買いになってると思いますけど、今の相場だと。それをワンチャン、ツーチャンってこう積み上げるだけでマニュアル代金回収ですもんね、
ふとし:そうですね、はい。
金子:その波を(マニュアルを)買って1カ月で捉えたってことですよね。
ふとし:はい。
金子:そうですね。これ、私にしてみると何の違和感もない話なんですけども、やっぱりそれまでにいろんな経験を積んでないと「果たしてこれでいいのか?」って思っちゃうんですよね。だから、そこまでの時間は皆さん個人差があるんで「自分でやってください」って言うんですけど、ふとしさんはもうそこまで、もう最後の最後のこれが知りたかったんだっていうのがあったから、もう最初からバンバン行けたわけですね。
ふとし:そうですね。自分がどうしても解けなかった答えを教えてくれたって感じです。
金子:分かります。きょう、うれしいな。もう何か15年間頑張ってきたかいがあります。で、きょうはかなり濃い話でお手紙の内容とずれちゃったんですけど、これでもう行きましょう。本当、いいです。
じゃあ、お時間結構たっちゃったんで、最後に。結果のほうもマニュアル代金1カ月で回収以降も順調ですよね?
ふとし:そうですね。今考えてるのは、やっぱり引き算で勝負するべきなんだなっていうのがよく分かってきて。もう売りはしないとか。あと、僕は朝一の5分足トレードも見てはいるんですけど、やめてるんです、今のところは。
金子:はい。
ふとし:そういうふうにこう引き算をしていくと、どんどん勝率がアップする。
金子:深い。深いです。私がいつも言ってることです。だから、私なんかも現場で苦しむところっていうのは、本当に引き算をして残ったところっていうのはもう分かって。いつも言ってるわけじゃないですか。
ふとし:はい。
金子:でも、やれば取れそうなとこって分かるじゃないですか。そこをいかに諦めるかっていうのは、本当は何十年もトレードして痛い目見ないと分からないことがもうスッと分かっちゃってるのは、それまでにやっぱ自分でプログラムを開発されたことの、その努力の成果が出てるんだと思います。もう完全に成功者の思考回路ですね。
ふとし:ありがとうございます。
金子:もう何の問題もないです。だからまったくアドバイスないんで、そのままぜひどんどん続けてくださいと。で、私は常に生徒さんにも個別で指導してるときも、やらないことっていうか、削ることを考えなさいって言ってるんですけど、皆さん足すことしか考えないんですよね。
ふとし:うーん、そうですね。でも以前の僕がそうだったんで、よく分かります、それ。
金子:そうか。最初はそうなっちゃうんだ、どうしても。
ふとし:はい。
金子:私もそうでしたけどね。そうすると何が何だか分かんなくなっちゃうんですよね。
ふとし:そうです。特にプログラムって何かアイデアを元に考えるっていう癖が付いちゃうんで。
金子:ああ、そうか。
ふとし:そうすると、ちょっと負けると「もっといいルールあるんじゃない?」みたいに考えちゃえます。それも金子コーチのアドバイスでやめたんです。金子コーチの売買ルールを引き算しようと思ってるんですよ、今。
金子:分かります。さらに絞り込むってことですよね。
ふとし:そうです。
金子:はい。
ふとし:で、これをやると僕、すごい精神的に安定するんです。もう新しいことを考えずに引き算だけ考えようと思うので。今までは、アイデアないかなってずっと探してたんですけど、それがなくなりました。
金子:これが普通の人だと、「他にいい手法はないかな」っていってネットサーフィンするわけですよね。
ふとし:そうです。
金子:分かりました。もうこれは深い話です。今までのインタビューの中で、これ以上ないぐらい奥が深かったです。じゃあ、このままだとちょっと、たぶんあしたの朝まで話は止まらないと思いますので。最後に、ふとしさんの一言。お勧めの一言で締めくくっていただきましょう。
ふとし:やっぱり僕、働きながら研究してたんで、回り道をしてもしようがなかったのかなって思うんですけど。最近思うのは、やっとその回り道がなくなって、一番近道を歩き始めたかなって感じですよね。
金子:はい、分かりました。では、この近道をぜひ続けてください。で、時には自分の体調とか運気とかもあると思うんですね。で、パタパタッとこう運の悪い時期が続くと思うんですけど、その時にまた元に戻らないようにぜひ私の声を聞いていただいて。シンプルに、余計なことはしないっていう。毎日聞いてればたぶん、その辺も大きいと思いますよね。浮気しないように毎日怖いかみさんに監視されてるようなもんじゃないですか、私の動画聞いてれば。
ふとし:はい。
金子:その辺はきっちり私のほうもフォローしていきますので、動画解説とボードを定期的に見ていただければこれからまったく問題ないと思いますので。これからもやっとつかんだ安住の地みたいなところで、安定して稼いでいってください。
ふとし:はい、分かりました。ありがとうございます。
金子:きょうはどうもありがとうございました。
ふとし:ありがとうございました。