本マニュアルのレビュー 40代男性sinoさん
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金子:今日は、50歳少し前の男性の方です。お住まいはどちらでしょうか。
sino:広島です。
金子:ご職業は。
sino:農業関係の事務系の仕事をしております。
金子:プロフィールでは兼業農家ということですけれども。
sino:家は兼業農家で米を作っています。
金子:なるほど。農業もなさってお勤めもしているということですね。
sino:はい。
金子:では、マニュアル購入前の投資経験をお願いします。
sino:アベノミクス相場にあやかって株で儲けたものを、子どもの学費に充てたいとの思いで、2013年の1月から現物株を始めました。
金子:まだ最近ですね。
sino:そうです。それから、5月23日の急落相場で痛い目を見ました。これは買いだけではいけないということで、売りもしたいと思いまして、信用取引もすぐに始めてしまいました。
金子:この5月23日は、魔の5月の暴落だったみたいです。
sino:それから、現物の会社を選ぶのが面倒くさくなりまして、先物を9月ぐらいから始めてしまいました。
金子:銘柄選びですね。
sino:最初のほうは、ラージ1枚で20~30円が簡単に取れましたので、これはよく儲かるものだと思っていたのですが、そのあとは、売っては上がり買っては下がるという地獄にはまりまして、だいぶ損失を出してしまいました。
金子:100万円ほどですね。
sino:100万円ほどです。
金子:やはり、このラージ1枚で20~30円というと、金額にすると2~3万ですから、ちょっとした日当というふうに考えてしまうのでしょう。
sino:そうなのです。
金子:わずか5分で。
sino:本当にそうなのです。短い時間です。
金子:それが20日あれば働かなくてもいいのではないか、ということを考えてしまうのですよね。
sino:そうです。
金子:sinoさんは、そういう売買をする時の基準というのは、何か手法などはあったのですか。
sino:本などは読んで勉強しましたけど、自己流です。
金子:今になって思うと恐ろしいことをしました。
sino:恐ろしいことです。
金子:わかりました。どうぞ。
sino:せっかく貯めたお金をなくしてしまったということで、このままでもいけないし、わらをもつかむ思いで先物のサイトを探してみました。
そうすると、金子さんのサイトが気になって、インタビューなどもありましたので、そちらも聞かせていただきますと、皆さんが非常に結果を出しておられるし、ぜひここでマニュアルを買おうと決断しました。
金子:では、マニュアルを買ってからはいかがでしたか。
sino:自分が知らないことがたくさんありまして、マニュアルを読んでいったのですが、自分の中でなかなかつながらない部分もありました。
ただ、動画の解説もあったり、日々の動画解説もありまして、私の中では徐々にわかってきたところがあります。マニュアル自体は、すごくよくまとめられていてすごいな、というのを、正直思いました。
金子:それで、いかがでしたか。
sino:それで、1ヶ月してからトレードメールもさせていただいたのですけども、やはり、いざとなった時に自分の思いが出てしまってミスをするところもたびたびありまして、それを金子さんから指導していただいたところもありました。
金子:わかりました。では、マニュアル購入後の変化をお願いします。
sino:先日、8月の急落相場で突っ込んだところで、ミニ8枚、これを2ヶ月ぐらい引っ張りまして、120万円の利益を確定することができました。
金子:これは自信につながりますね。
sino:そうです。非常に嬉しかったです。
金子:こんなに楽でいいの?と。持っている間というのは、それなりに、やはり農業と同じように手入れをしていくようなイメージはあるのですけども、実際はこまごましたことをやりませんから、計画性と胆力で取れますよね。
sino:そうなのです。びっくりしました。値幅が大きかった時期ですので、「えー」というぐらい、一気に含み益が出るのです。
金子:そうです。ですから、毎日コツコツ、コツコツ積み上げるのは一見合理的に見えますが、そのコツコツをやるための監視時間やストレスというのは半端ではないということなのですよね。
sino:そうです。私が1年以上やってきたことを振り返れば、これはなんだったのかということです。
金子:続けてお願いします。
sino:ただ、今回はそういうかたちで結果ができたのですけれども、長い間、いろいろ悩みました。1年前に、カネコさんのほうから、「もうトレードを辞めたら?」とおっしゃっていただいたのですけど。
金子:得意技です(笑)
sino:私も、結果も出ていなかったし本当に悩みました。今年の1月も、少し持ち合いがあって損益を出して、お金もなくなってきたので、これはいったん休んで、もう一回違う目線でチャレンジするということと、やはり、お金もないとだめだということで、トレードを半年間、休みました。
金子:先ほど、インタビューの前にメールのやり取りも見たのです。記憶の中にある通りだったのですけども、やはり、トレードがちょっと細かかったのですね。傾向としては慎重ですが、勝負どころが弱いとか。
sino:そうです。
金子:「最後の1枚をねばりなさい」とアドバイスをしたり、「どこか人ごとですよ。もっと、ぐっと腹に据えるような気持ちが必要です」ということを言っていました。
やはり一番のポイントになったのは、トレードを休んだということもそうだと思いますし、今年の9月に、報告する期間を月に1回に切り替えたらどうかと提案したんですよね。
sino:そうです。
金子:真面目なタイプなので、どうしても細かく真面目に見すぎてしまう結果、引いた目線がなくなってきてしまうのです。だから、「月1回にしたらどうだ」と。そこも起点として大きかったですよね。
sino:そうです。
金子:では、sinoさんがトレードを休んでいる間に何をしていたかを具体的に教えていただけますか。
sino:昼間は仕事をしていますので、夜、仕事から帰って、まず金子さんのサイトを開いて、今日のボードの解説や動画解説を見ながら、自分でチャートをコピーして貼り付けたエクセル表に毎日書き込んで、ポイントはどうかというのを続けてきました。
それと、お金が貯まっていざ始めようと思ったのですが、前と同じことをやってはいけないので、自己分析をして、だめだった原因と対策を自分で出してみて、その中でやることの優先順位を付けてみました。
その結果、結局、金子さんがいつもおっしゃっていることを、いかに自分がやっていなかったのかということを再認識しまして(笑)。今度は、自分が決めたことをしっかりルールとして守ろうということで徹してみました。
金子:ここで、“人ごと”から自分のことになったのかもしれませんね。アドバイスを受ける、受け身ではなくて、自分で本当に変えなければいけないと思って気付いたのだと思います。
sino:急落相場でしたので、あの値幅を見ると前だったら売りで飛び込んでいたと思うのですけども、金子さんは、「まずは買いに的をしぼる」ということをいつもおっしゃっているので、この場面では、まず買いに的をしぼろうと決めていました。
それで売りは一切スルーをして、反発の場面がありましたので、ここなら買えるかな、ということで、思い切って買いをしました。
金子:それが、今回の120万の利益になったというポイントですね。
sino:そうです。
金子:あそこは、もう、多少下振れが激しかったものの、去年と同様に待ち構えていた部分ですから、心の準備はできていたと思います。
sino:はい。
金子:やはり的をしぼるという、ここもポイントだと思います。トレードが簡単になりますから。のちのちインタビューを聞く方のために言っておくと、この“急落相場”というのは、平成27年8月の4,000円近く激しく下げた時ですよね。
sino:そうです。
金子:その時も、売りに関しては眉ひとつ動かさずにずっと買いを待っていた、という、これは素晴らしいと思います。
トレードの入り口としては、一見難しそうに見えるのですけど、できるだけタイムフレームを長く、長いほうから入りなさい、ということを、私は最近強調して言っていました。実際に、やはり長いのは、最初のうちは抵抗があるでしょう。
sino:ありました。
金子:どうしても、デイトレというか、目線が短いほうができるような気がしてしまうでしょう。
sino:そうです。怖かったです。損切りになるのが怖くて、それで思い切ってできなかったと思います。
金子:あとは、持ち越したり、ホールドするという放置力というのがないのですよね。ところが、一回経験してしまうとどうなるかというと、短いのはやりたくないですよね(笑)
sino:そうなのです(笑)やってみて非常によくわかりました。
金子:やってみないとわからないのですよね。
sino:わからなかったです。
金子:私も、主催者として、3種類ぐらいのタイムフレームを、短いものから用意しておりますが、実際は、ミドルクラスから長いのしかやっていないですから。
皆さんには、「短いのは極力後回しです」と言っているのです。やった方は、sinoさんのように「本当にこっちのほうが良かった」と。何よりも結果が出るのですよね。
sino:そうです。
金子:突っ込みというのは、年に多い時で3回ぐらい、少ないと1回ぐらいしかありませんから、突っ込みが見えるということは、『ミドルクラスの節目』というのがもう見えていると思うのです。
次は、そこだと思います。そこだと、1ヶ月に何回かチャンスがありますから。仕事をしていても十分のんびりできます。そこで、ある程度利益をコンスタントに積み上げていき、それでもエネルギーと意欲があれば、もう一回り小さいものもやってみるというぐらいの気持ちでいいと思います。
sino:はい。
金子:では、最後に、sinoさんのほうからまとめてください。
sino:相場は、プロの方もしのぎを削りながらやっておられますから、われわれ素人も、当然勉強しないと勝てないというのがよくわかりました。
ただ、結果を出している金子さんとか、インタビューにも出てくる先輩トレーダーの方々は、同じように結果を出せているところに立っておられますから、ぜひ信頼して、勇気をもって飛び込めば、必ず結果は出せると、今は確信しています。
金子:まだまだ先は長いですから、定期的な報告、アドバイスをぜひ受けてみてください。私も、一生懸命お手伝いさせていただきたいと思います。
sino:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
金子:では、一緒に頑張っていきましょう。今日はどうもありがとうございました。
sino:ありがとうございました。