本マニュアルのレビュー 『追跡!その後のだいちさん2』
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金子:『追跡!その後のトレーダー』です。こんにちは。
だいち:こんにちは。
金子:当サイトの公式ホームページで、美容室の前でイケメン男性が立たれている写真がありますが、それがだいちさんです。
今日は1年が経過したということで、2回目のインタビューをさせていただきます。早いもので、もう1年経ったんですね。
だいち:そうですね、早かったです。
金子:だいちさんには「仮免」を私のほうから差し上げている状態なんですよね。
だいち:はい、いただきました。
金子:仮免といっても、免許証があるわけではなく、独立へ向けての準備期間中ということですね。今2カ月ですか、自分でやりだして。
だいち:いえ、4カ月ですかね。
金子:ではそのあたり、だいちさんのほうからお願いします。
だいち:はい。ちょうど6月で、本マニュアルで学ばせていただいてから1年を迎えようとしているので、この1年間の私自身の推移と収益、そして以前の私との違いなどをまとめさせてもらいました。
それで、自分でも驚きの結果になっているので、本マニュアルで学ばれている方々の教訓になればうれしいなと思います。
金子:はい。
だいち:まず、私が先物取引を開始したのが2013年の3月でした。本を1冊読んだだけで売買をスタートしまして、幸か不幸かビギナーズラックで、相当利益を出してしまいました。
金子:不幸になるんですね、大体ね。
だいち:(笑)
金子:では聞いてみましょうか、はい。
だいち:この利益を出してしまったことが、後に「相場中毒」へと私をいざなうチケットになってしまったのです。当時の私は一日中監視をしていました。
金子:一日中というのはナイトセッションがある中も一日中ですか。
だいち:そうです、ナイトの引けまでの監視もしばしばありました。
金子:すごーい。
だいち:いつチャンスが来るかわからないではないですか。
金子:そうですね。
だいち:だからチャンスは常にうかがっていないとというのが一番の理由ですね。それで監視するからには1,000円でも2,000円でもいいから利益が欲しいですし、明日の飲み代にでもなればなという欲の塊でしたね。
金子:監視をすると、どうしても見返りが欲しくなりますよね、日当という。
だいち:そうですね。
金子:よくわかります。
だいち:で、そのときは相場つきのおかげで、その年の3月、4月の利益は185万505円でした。
金子:大したものではないですか。
だいち:でも、翌5月はマイナス320万6,722円ですね。
金子:倍近く負けてしまっているということですね。
だいち:すごいですね(笑)。
金子:これはジェットコースターのアップダウンの典型的ですね。
だいち:(笑)そうですね。これ、5月という言い方をしていますけれども、正確には5月24日の1日だけのマイナスですね。
金子:はいはい、皆さんよく言いますね。5月24日は大きく下げたときにね、コツコツどかんの典型ですね。
だいち:そうです。
金子:はい。
だいち:これで、やっと勉強しないとえらいことになるという教えを相場の神様から大体差額を130万ぐらいですかね、で、購入することになってしまったのですね。
金子:なるほど。
だいち:(笑)それで、あるサイトで勉強を開始したのですけれども、根本的な部分、私の相場に対する考え方などは変わっていませんでした。
例えばオーバートレード、損切りをしない、資金いっぱいに玉を張る、あとサイト主催者への依存ですね。ここで皆さんにもお聞きしたいのですが、もしかしたら皆さんの中にも見覚えがある方もいらっしゃるのではないかなと思うのですけれども、よろしいですか。
金子:はい。
だいち:まず
1、全ての値動きを少しでもいいから利益に変えたい。
2、買ったところよりも下がってしまったけれども、もしかしたら同値で逃げられるかもしれない。
3、買ったところより下がってしまったけれども、もしかしたらそこが起点となって反発、上昇するかもしれない。
4、負けてしまった次のエントリーポイントのときに、取り返してやろう、プラス今日の日当といって倍の玉を立てる。
5、倍の玉を立てて、もし下がったら、すぐ切ればいい。でもいざ下がると切れない。
6、玉数が倍で怖いから、20円、30円で一括利食いしようと思ってエントリーしても、いざ価格が上がると、もったいなくて利食いしない。
7、サイトの朝のシナリオの記載されていないことは実行できない。
金子:うーん、どっちが主催者だかわからなくなりましたが(笑)。これ皆さん心当たり多いでしょうね。
だいち:(笑)この全てをやっていたのが私です。
もし1つでも当てはまるものがあれば、この後お見せする、以前の私と同じ結果になりかねませんからね。
金子:これ強烈ですね。まずはマニュアルを購入していただく前の9月から5月ですか、1年間ですか。
だいち:9カ月間。
金子:9カ月間のトレードの結果、今どーんと出ています。見てください。まず数字だけを見ると、270万円勝っているのですよね。
だいち:そうですね。
金子:では内訳を。自分で自爆してください。
だいち:(笑)結構稼いでいるふうなのですけれども。
金子:稼いでいるふうですよね、いい感じですよね。
だいち:(笑)これも1日のトレード回数は4回、5回ぐらいですね。
金子:多いですね。
だいち:損切りはしません。
金子:その結果、この1月ね。
だいち:そうです。
金子:1月、この480万。すごい、1カ月で負けちゃったという。
だいち:(笑)そうですね。
金子:で、4月が50万で、連続でもう80万ぐらい負けたと。
だいち:はい。
金子:もっと怖いのが、何と資金が70万円だということです。
だいち:(笑)そうですね。
金子:で、建玉が20枚から50枚。
だいち:はい。
金子:もう「欲の塊」ですね。
だいち:(笑)そうですね。
金子:私は有料マニュアルを買った方にはいつも言っていますけれども、幾ら証拠金があるかということではなくて、証拠金稼働率ということを考えなさいと。それを全く考えていなかったということですよね。
だいち:そうです。
金子:こういうトレードをしていて、どういう現象が起きたということですか。
だいち:約9カ月で275万4,357円、トレード回数は140回で、平均月30万6,000円。で、月平均のトレード回数は15回ですね。利益は出ていますけれども、いつ破産して、家族を路頭に迷わせてもおかしくないやり方だと思います。
金子:はい、そうですね。
だいち:これが破産トレードの見本です。
金子:そうですね。
だいち:先ほど私が言ったことに1つでも当てはまる項目があれば、このような結果にはなりかねません。これを私自身が身をもって体験してきたので、皆さんは決して体験するような好奇心を持たないでください。
金子:これは深いですね。要は(実際に体験するまでは)、「負けたとしても、すぐにまた頑張ればいいのではないか」みたいなことを安易に想像してしまうのですよね。
だいち:はい、そうです。
金子:そうはいかない、このときのメンタルは、多分もう生半可ではないでしょう、この400万、500万、1カ月で負けたときは。
だいち:そうですね。この年齢で泣きましたね(笑)。
金子:泣くよね。
だいち:はい、泣きました。ちなみにこの1年間の間に追証のメールは何度も見ましたし、夜中にコンビニに証拠金を補充に行くことも多々ありました。
金子:夜中コンビニ行くの、タバコを買いに行くぐらいにしましょうよ。
だいち:(笑)
金子:追証のメール、私嫌みではないですけれども、1回も見たことないのですよ。
だいち:うーん。
金子:普通にやっていれば、見るはずがないんですよ、ちゃんと資金稼働率を守れば。あとロスカットすればね。
だいち:そして、今度こそはと腹をくくって必死で勉強しようと思って『本マニュアル』で学び始めたのです。で、以前勉強していたとき以上に勉強しました。
金子:頑張りましたよね、最初から。
だいち:はい。仕事柄「休憩時間」というものがないので、隙間時間を見計らって、マニュアル暗記に没頭しました。
金子:うん、よく頑張っていました、覚えていますよ。
だいち:それで仕事が終わってからのボードの書き移しと、動画での復習ですね。でも心のどこかで美容師の国家試験のときのような、もうこれ以上できないというほどの頑張りではないなと思っていました。
金子:そうでしょう、そんなに大変ではないんですよ。早く稼ぎたいと思うから、または焦ってしまうと大変なのですけれども、別に普通にやれば大した勉強量ではないでしょう。
だいち:量的にはそうですね。
金子:気持ちが焦ってしまうからね。
だいち:そうですね。で、そんなときに朝の動画解説で金子さんが、「いつまで逃げるのですか。これまでの自分を変えないといけないのですよ。トレードメールをやってください」とおっしゃったのですね。それが私に火をつけてしまって、正直イラッっとしました。
金子:でしょうね。
だいち:(笑)イラッとしたのと同時に、自分自身の甘えとか弱さにも腹が立ってきたのですね。
トレードメールを始めると、毎日が大変になるのもわかっていました。今よりさらに隙間時間を確保しないといけませんし、今日はいいかなとサボることができなくなるので。
でも以前の私には戻りたくないし、変わりたいという気持ちが強かったです。何よりも家族を幸せにしたいという気持ちがあったので。
金子:大切ですね。
だいち:覚悟を決めて、トレードメールをお願いすることにしました。
金子:なるほど。
だいち:で、トレードメールを始めてから、ことあるごとに、「デイトレを卒業してください。大きな目線を持ってください」と言われてきました。
金子:こだわるなということですね。
だいち:そうですね。1回だけ「時間だけはある”前のめりの中年トレーダー”」と言われたこともありましたね。
金子:全然覚えていないです。そうだっけな、もう失礼極まりないですね。
だいち:「中年?」って(笑)。そして、日々の細かな分析と勉強、そして金子さんのご指導のおかげで、少しずつ少しずつトレードに変化があらわれるようになって、「すばらしい、ナイストレードです」というお言葉もいただけるようになりましたね。
金子:ここでもう一度強調しておきたいのは、皆さんよほど早く金が欲しいのか、急いでいるんですよね、焦っているんです。
でも振り返ってみると、尋常ならざる速さで成長しているのです。そうでしょう?だからそういう気持ちがあって、それに合わせると指導も細かくなるし、ハードルも高くなるのです。だいちさんは、それについてきてしまったのです。
では今度は当サイトでマニュアルを買ってからの結果をお見せします。結果、これだけ変わったということですよね。
だいち:そうです。これが2014年6月から本マニュアル、ここで学び始めて、9月から練習売買をスタートして、2015年5月までの収益とトレード回数ですね。
金子:お断りしたいのは、「練習なのであまり玉を建てるな」ということをしきりに言っていましたよね。
だいち:そうです。
金子:数字だけ見比べると、まあほぼ同じですけれども、その過去1年危なっかしいトレードをしたときが270万でしたもんね。
だいち:はい。
金子:それに対して、269万、ほぼ変わらないのですね。
だいち:変わらないです。
金子:では何が変わったのでしょうか。私が言ってしまいましょう。まずは負け越しの月が1回もないということですね。
だいち:そうですね。
金子:これ精神的に大きいですよね。
だいち:ですね。
金子:あとトレード回数が激減したということですね。140回に対して66回ですから、半分以下になったということですね。
だいち:そうです。
金子:あとは資金稼働率が落ちたということです。だから絶対追証の「お」の字もない。
だいち:全くないですね。
金子:ないでしょう。そんな心配あるはずがない。
だいち:はい。
金子:あとは、実感としてだいちさんのほうで言っていただきましょうか。
だいち:ごらんになっていただければわかるように、差額が6万ちょい、トレード回数の差も74回の差があるのですね。
以前の私のトレードは、深夜まで監視をして、常にはらはらどきどきしながらトレードをして、で大損したショックで夜も眠れず、もう将来の希望すらも失ってしまうようなトレード。
それに比べて、リスクを最小限に抑えて、資金稼働率も落として、引いた目線で大きく構えて、ゆったりのんびり監視して、夢や希望を抱くこともできるトレード。将来設計の一部に十分組み込むことのできる収益。聡明な皆さんならどちらを選択すべきかわかるはずです。
金子:なるほど、確かにそうですね。
だいち:1年たった今、本当に勉強してきて、そして金子さんのもとで学ぶことができたことを本当によかったと思います。まだまだ勉強中の身ですし、建玉もまだまだ少ないです。トレード基準もまだ曖昧な部分もあると思います。
金子:うーん、もうそれはない(笑)。
だいち:本当ですか。
金子:ほとんどないです。非常に難しいケースとか、要は応用的な部分だけで、基礎的な部分は全くないです、100点です。
だいち:ありがとうございます。
金子:それはもう心配ないです。
だいち:今の頑張りとメンタルを維持していけば、程なくして私は成功すると思います。
金子:でしょうね。
だいち:それくらい今の自分は自分史上最高に頑張っていると胸を張って言えます。
金子:はい。
だいち:でも、慣れてくると、まだもう少しできるかもという余裕が出てくる感じがしますけれども。
もう一つだけ最後に、うまくいっていない方へのメッセージを言わせてください。
「皆さん、今のままでいいのですか。今のままでこれからもやっていきますか」
すみません、これが私が今回皆さんに伝えたい一番のことです。
金子:そうですね、ここまで皆さん見ていただければわかります。だから、よくわかっていただいたと思うのです。
私から言わせると、やっぱり皆さん焦り過ぎなのですよね。早く目標を達成したいという焦りに合わせてだいちさんは勉強してしまったので、1年でこれだけ激変したのですけれども、別にゆっくりやったっていいわけですから、そこはトレードの魅力でもあるということですね。
だいち:そうですね。
金子:まだもう少しできるという余裕、そのところでやめておくのがまたいいのですよ。余裕がね。あとは枚数を自分に気づかないぐらいで、ちょっとずつちょっとずつ筋トレみたいに増やして。一挙にやると、やっぱり体を壊してしまいますから。
それこそ1枚単位だっていいですよね。だって1カ月に1枚増やしたら、12カ月たったら12枚増えているわけでしょう。だからそういう計画性とか、それが安定しているトレードができるとそういう計画も立つということ、逆算できるということです。
でも逆算して、高級外車のローンを組んでしまったりとか、そういうのはダメですけれどもね。
だいち:(笑)
金子:実際いるんですよ。だからそこはやっぱり当サイトはレベル高いなと。時々上級者から相談を受けるんですね、「買ってしまいました」と。で、「ちょっとリズムを壊しました」といって。でもそれって稼いだお金を使っただけなのでぜいたくな話なのですけれども、まあそういうことも将来的には可能なのかなという感じはします。
あとは皆さん、ぜひ1回目のインタビューも聞いてほしいかなと思います。1回目のインタビュー、その次はインタビューではなくて、お手紙をいただいたときに私が動画にまとめたんですよね。
だいち:そうですね。
金子:あれは半年ぐらいでしたよね、たしかね。
だいち:半年ぐらいです。
金子:そこから1年後にどうなったかということですね。もう毎日のように添削をしていないということも大きいね。
だいち:そうですね。
金子:4カ月自分でやるようになってきて、逆に1人でやれるという自信もついてくるでしょう。
だいち:ちょっとずつですね。
金子:でも、私にずっとおんぶに抱っこでは困ります。いつか自立をしなければいけませんから。そこが今トレーニング中だと思いますね。これをしばらくやると、もう本当に自分で完全にできるようになります。まあ私の動画はギャグを聞くためだけでよくなると思いますので。
だいち:(笑)
金子:ではこれからも一緒に頑張るというよりも、定期報告をして、大きくずれないようにしてください。
だいち:はい、ありがとうございます。
金子:今日はお忙しい中ありがとうございました。
だいち:ありがとうございました。